3%還元カード、マジカルクラブTカードとセゾンパールAMEXを軽く比較

クレジットカード

Visa LINE Payクレジットカード、通称LINEクレカの3%還元が2021年4月末に終了し、2%還元となりました。このカードは2020年の神カードとしてポイ活ガチ勢にも愛用され、多くのLINEポイントが発行されたと思います。
しかし、2%になったことで、他社もチャンスと考えたのか、3%還元のカードがいくつか出てきました。今回は、その代表であるセゾンパールAMEX、マジカルクラブTカードJCBについて比較します。ついでにマネックスカードも横並びにみていきます。

比較するカードとして、メインはタイトルの通り、同じQUICPay縛りのマジカルクラブTカードとセゾンパールAMEXになりますが、比較ニーズのありそうなマネックスカードやLINEクレカも入れてみます。また、マジカルクラブTカードについては、ここでは「QUICPay利用で3%還元」として扱いますが、どの入口からカード申し込みしたかによってサービスが変わるカードです。

では、4枚のカードを比較していきましょう!

3%還元カードを軽く比較

下記の表のように、支払い方法の制約やさらなる可能性、セキュリティも観点にまとめました。多少荒っぽいですが。

各カードの特徴

前セクションの比較表から各カードの特徴を読み取っていきましょう。

マジカルクラブTカード

  • あまりなじみのない「ニッセン・クレジットサービス」が発行会社。会社の所在地はイオンモールKYOTOにあるようです。公開されている電話番号が0570なのは気になります。
  • 2021年5月10日ごろから20日ごろまでワラウやライフメディアなどのポイントサイト経由で作成した方はQUICPayでの支払いで3%還元キャンペーン。
  • キャンペーンが長くて日常使いカードとして優れている。2023年5月10日まで。
  • 付与されるポイントはTポイント。これは汎用性が高く非常に良い。
  • 無条件に年会費無料は保有コストが気にならず精神的負担なし。
  • キャンペーン以外のメリットはほぼ無し。JCBブランドは少し使いにくいし、口コミでは限度額が小さいとか、会社の電話は0570とか、ApplePayでの認証で有料の電話認証されたら嫌だなぁ。

セゾンパールAMEX

  • みんな知ってるクレディセゾンが発行会社。ここ最近はカードの開発にかなり力を入れていて好感が持てます。(私はセゾンびいきです。)
  • AMEXブランドなので物理カードでの利用は少し使いにくいですが、体感的にはQUICPay利用可能店が多いので気にならないレベルです。
  • 2022年3月31日までQUICPayで3%還元ですが、そのあとの戦略は必要です。
  • 年1回利用することで年会費無料になります。
  • セゾンクラッセ★6になれば、さらに0.5%還元率UPし、3.5%になります。ただし、セゾンゴールドやプラチナの保有が必要だと感じています。私はぎりぎり★6キープしています。(ランク判定の定量的な基準は公開されていません。)
  • セキュリティはいい感じです。利用通知がちゃんときますし、完全ナンバーレスカードも選択できます。

マネックスカード

  • マネックス証券とアプラスの提携カードで、発行会社はアプラスです。TカードプラスやECカードプラスなども発行しています。持ち株会社のアプラスフィナンシャルは2020年秋に上場廃止になり、現在は、新生銀行グループの会社となっています。
  • 2021年10月31日までと期間は短いですが、月10万円までは3%還元となり、物理カードでの支払いもその対象となり使いやすいカードです。
  • 付与されるポイントはマネックスポイントで、これがまた使いやすいのです。永久不滅ポイント、Tポイント、Ponta、dポイントなど、使いやすいポイント多数です。私は永久不滅行きを予定しています。
  • マネックス証券での即時出金サービス(1回につき330円)が毎月5回まで実質無料(キャッシュバック)となります。
  • マネックス証券での投資信託保有でもポイント付与されるようですが、楽天証券やSBI証券のように購入でのポイント付与は、不明?(調べ切れてません、すみません。)
  • マネックスカードからANA JCBプリペイドカードにチャージ、d払いにANA JCBプリペイドカード紐付けで3+0.5+0.5⇒4%還元が見込まれます。最大還元にこだわる人にはおすすめです。
  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いにマネックスカードを登録し、ソフトバンクカードやPayPayを出口にして3.5%というのもありです。ソフトバンクカードはオートチャージできるのでめんどくさがりにはお勧めです。モバイルSuicaへのチャージもできますし。

LINEクレカ

  • みんな大好きだったLINEクレカ。どこでも3%還元だったが、2021年5月より改悪。改悪①として、3%⇒2%。改悪②としてコード決済のLINE Payでのチャージ&ペイで利用したときの還元率が0.5%になりました。
  • それでも2022年4月末まで2%継続は、他カードと比較して秀逸なので継続利用はおすすめです。
  • ApplePayに登録し、Visaのタッチ決済としても利用可能で、2021年6月もキャンペーンが実施されていますが、今後もある可能性があるので解約はもったいないです。

今後の戦略

これまでの情報を受けて、私なりのこの先2年ちょっとの戦略についてまとめてみました。参考になればと思います。

2022年春ごろに、なにかよいカードがリリースされると嬉しいものです。日本は人口は減少傾向ですが、キャッシュレスやNISAなどは拡大方向なので、サービス提供側はシェア獲得のためのプロモーションはしてくるはずです。アーリーアダプターとしてはそこのうまいところをいつでも拾えるようにしておきたいものです。

軽く比較、といいうタイトルなのですが、私としては意外とがっつり書いてしまいました。長文失礼いたしました。

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コメント

  1. […] MUJI Cardの利用で永久不滅ポイントが貯まることは前々項で述べましたが、MUJI Cardを保有していると貯まった永久不滅ポイントの交換先にMUJIショッピングポイントが選択可能となります。通常永久不滅ポイント1ポイントは5円以下の価値なのですが、MUJIショッピングポイントへの交換時は1ポイント6円分として交換できます。通常よりも20%以上もポイントの価値が上がることになります。たとえば、2022年3月までQUICPayで3%還元のセゾンパールAMEXでたんまり貯めた永久不滅ポイントを、MUJIショッピングポイントに交換することも可能です。 […]

  2. […] また、従来からのYahooカードやファミマTカードに加え、2021年にはマジカルクラブTカードがQUICPay利用で3%還元、という話題もありました。今回、2枚以上のTポイントカードをお持ちで、Tポイントが分散してまとめたい、と思っている方に、まとめる方法のひとつを紹介します。ナビダイヤルへの通話など不要ですので、電話代はかかりません。 […]

  3. […] セゾンパールアメックスをQUICPay利用で3%~3.5%(セゾンクラッセ★6なら3.5%) […]

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