三井住友カードゴールドナンバーレスが話題です。基本還元率は控えめの0.5%ですが、年間100万円利用で1万円分のポイントがもらえるので丁度100万円利用すれば最大還元率1.5%まで引き上げられます。今回、三井住友ゴールドNL、どうせ修行するならさらに0.5%弱を引き上げてみませんか。ネタとしては以前から有名な方法ですが、改めて紹介します。同時期に始まったSBI証券のクレカ積立との関連も深いので注目です。少しリスクがある技ですので自己責任で!
結論
三井住友カードにおけるリボ払いの仕組み「マイ・ペイすリボ」を利用し、金利を支払うことで、金利支払い月のリボ支払い対象のショッピング金額に対し、0.5%分が上乗せ還元されます。(例えば他のカードですが、三井住友カードゴールドの場合だと年会費が安くなったりとさらなるメリットもありますが、この記事では触れないことにします。
ここでは2021年7月に入会し、2021年7月21日現在すでに普通にカード利用済みという前提で話を進めます。
手順
- できるだけ早く、マイ・ペイすリボを設定する(Vpassアプリ or Web)
- できるだけ早く、フォーユーデスクのリボ担当にTELして設定金額を上限(たぶん200万円)に上げる(あとで変更完了メールくる、上記リボ設定を電話でした場合は変更完了ハガキがくる。)
- 2021年8月6日~8月27日の間に、リボ・分割デスク(電話番号: 0120-508-137)にTELして「減額申請」する。そのとき「金利支払いが1円になるように減額申請したいです」と告げる
- 2021年9月1日~9月30日までの利用金額に対し、0.5%分上乗せされているか確認する
- 上記3・4を毎月繰り返す ※1月でも支払いがない月があると0.5%上乗せ機会損失してしまうので、それを避けるためにある程度利用しておいた方がよいです。なんならもうau PAYかKyashチャージのみに使うのもありです
注意点
- SBI証券の積立への利用はリボにならないから抜いて考えなけばならない(明細チェック)
- この記事を読んで意味が分からないのにやるのはお勧めしません
- 細かい仕組みや計算式は、いろいろ解説サイトがありますので探してみてください
- 支払う金利を自分で計算できる人のみ実行してください
- 初月は金利支払いの対象日数が少ないので金利を1円以上支払うための残すべき金額が多くなります
- Webでリボの残金調整において、増額の場合は千円単位、減額の場合は1万円単位となり、金利手数料を最小化するには細かく設定できる増額のほうがメリットがありますが、減額の方が設定忘れによる無駄な金利支払いというリスクは最小化できます。トレードオフの関係にありますのでご自身の管理レベルによって選択するとよいでしょう
- TELでオペレーターの方にお願いする場合は、細かく設定できるので、個人的には減額にしておいて時間があればTELで減額金額指定。時間がない場合はWebで自分で減額
- 決済があとからキャンセルされた場合、金額が狂うから、確定日後の明細は必ずチェック
具体的ケース
前提
- 2021年7月1日~7月31日の利用金額・・・SBI証券積立5万円+日常利用12万円⇒合計17万円
- 2021年8月1日~8月31日の利用金額・・・SBI証券積立5万円+日常利用6万円⇒合計11万円
- 2021年9月1日~9月30日の利用金額・・・SBI証券積立5万円+日常利用8万円⇒合計13万円
- マイ・ペイすリボ設定金額200万円、毎月減額で1万円を次月
シミュレーション
- 初月利用金額12万円のうち、1万円だけリボにまわす。
- 7/27~8/6の10日間の金利が15%/年÷365日/年×10日=0.41%⇒1万円に対してだと41円の金利手数料が発生
- 7月の残金1万円+金利手数料41円は8月度の利用金額6万円のうち5万円分支払いと一緒に支払い、積立分5万円はリボにならず一緒に支払い(110,041円)
- 7月発生の金利は8月度に支払うので、8月度の利用金額6万円に対し0.5%分、300円分のVポイントをGET
- 8/7~9/7の31日間の金利が15%/年÷365日/年×31日=1.27%⇒1万円に対してだと127円の金利手数料が発生
- 8月の残金1万円+金利手数料127円は9月度の利用金額8万円のうち7万円分支払いと一緒に支払い、積立分5万円はリボにならず一緒に支払い(130,127円)
- 8月発生の金利は9月度に支払うので、9月度の利用金額8万円に対し0.5%分、400円分のVポイントをGET
考察
- 初月は無視するとして、2か月目からは1万円をリボに回すと130円弱の金利手数料が発生するので、もらえるポイントがこれより多くないと損します
- 得するためには、金利手数料を最小化するか、利用金額を最大化するのどちらかまたは両方が必要ですが、金利手数料の最小化が低リスクです
- 設定金額をMAXにして減額方式にすると、Webの手続きで1万円残し、つまり金利130円程度は覚悟が必要です
- 設定金額をMINにして増額方式にすると、Webの手続きで千円残し、つまり金利13円以下に収めることができます
- 設定金額をMAXにして減額方式にしようが、MINにして増額方式にしようが、リボに回す金額をリボ・分割デスクにTELでお願いする場合は
1円単位で設定できるので、発生金利を1円ちょうどにすることができます。面倒ですが、こだわる人はTELしましょう。⇒10月からは1円単位の調整はできなくなって、1,000円単位になるので1円金利は困難になります。
まとめ
途中、計算後ともありありましたが、うまく使えば少しお得なことが分かったと思います。再度ポイントをまとめると、
- マイ・ペイすリボをうまく使って1円以上金利発生させると0.5%分余分にVポイントをGETできる
- あらかじめマイ・ペイすリボの設定が必要で、MAXの200万円に設定が例リスク
- 確定日(6日~10日くらい)~引落日(27日くらい)の間に減額申請することで金利発生可能
- 細かい調整はリボ・分割デスクに電話するのが確実
といった感じです。他の技も合わせると、いろいろルートを考えると3%~4.2%還元あたりは狙えます。悪いカードじゃないです。
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コメント
[…] 三井住友ゴールドNL・・・2%(基本0.5%+マイ・ペイすリボ0.5%+100万円利用1%) […]
[…] このカードの基本還元率は0.5%、年間100万で1万ポイントなので、 1年間ぴったり100万使えば1.5%還元となります。初年度に100万利用したら永久に年会費無料。SBI証券の投資でポイント還元されるいいカードですね。 さらにマイ・ペイすリボを利用すればさらに+0.5%弱上乗せされるのですが、今回は敢えてその点には触れないでおきます。詳しくはポイパラさんのブログを参照してください。 […]