TOYOTA Wallet⇒6gram封鎖後の戦略

クレジットカード

どうも、ポイパラ(@poi2para)です。 ポイ活界隈ではコンスタントに最低でも2.5%還元を確保出来るプリペイドカード、クレジットカード合わせ技での2021年のゴールデンルートである、

  • 1~2%還元クレカ⇒TOYOTA Wallet⇒6gram

が、ついに2021年9月27日を持って終了を予定しているようです。とくに、このルートのありがたみは下記2点だと認識しています。

  1. 6gramリアルカードでのクレカのみ利用可能な実店舗利用
  2. 5万円を超えるネット決済、とくに納税

本記事では、この変化に対し簡単な戦略をまとめてみることにします。

終了日までにできること

資金力に依存しますが、

  • 満額チャージしてしまって延命措置をとる

という対策が、還元率・還元額を考えると最も有効です。やはり、現状このルート以上の還元を実現できるルートはなかなか見つかりません。ただし、

  • TOYOTA Walletの月間チャージ限度額が30万円

という制限があるため、各人の消費スタイルに依存しますが、1ヶ月持たない人もいれば、6か月過ごせる人もいるでしょう。
「チャージ限度額」であり、「利用限度額」ではないため、例えば8月31日時点でTOYOTA Walletに5万円ちょうど残高がある場合、9月27日までにさらに30万円チャージし、合計35万円を6gramにチャージすることが可能です。8月末残高が多く9月になって6gramチャージ以外に利用していない人が勝ち組です。

今後の戦略

新たなルートを探索していきましょう。とくに、実店舗におけるクレカ利用および高額になりがちな納税に絞って考えていきます。ここでは、クレジットカードの還元率について下記のように前提を置きます。

  • 三井住友ゴールドNL・・・2%(基本0.5%+マイ・ペイすリボ0.5%+100万円利用1%)
  • 楽天カード・・・2%(基本1%+街での利用のキャンペーン1%)
  • エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールド・・・1.5% or 2.5%(基本0.5%+100万円利用1%、選べるポイントアップショップ1%)
  • Visa LINE Payクレジットカード・・・2%
  • dカードGOLD※・・・2%(基本1%+100万円利用1%)

※dカードGOLDは年会費無料の方法はありませんので、ドコモユーザがケータイ料金の還元で年会費のもとをとれている前提で比較対象の土台に上がります

実店舗におけるクレカ利用

ソフトバンクカード(ソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルユーザ限定)

  • 三井住友ゴールドNL(Master)⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒ソフトバンクカード・・・3%
  • 三井住友ゴールドNL(Visa)⇒Kyash Card⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒ソフトバンクカード・・・2.7%
  • 楽天カード(Visa/Master/JCB/AMEX)⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒ソフトバンクカード・・・3%
  • dカードGOLD(Master)⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒ソフトバンクカード・・・3%
  • dカードGOLD(Visa)⇒Kyash Card⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒ソフトバンクカード・・・2.7%
  • エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールド⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒ソフトバンクカード・・・2.5%

※まとめて支払いは月間の限度額が人によって異なります。3~10万円の人が多いようで、契約期間によって増えていく感じのようです。
※Kyash Cardの0.2%還元は月間5万円分(100円)までです。
※au PAYへのチャージは月間10万円までの上限があります。
※auユーザ以外はau PAYプリペイドカード申し込みにあたりauじぶん銀行の口座開設が必要です。
※Visa LINE Payクレジットカードはau PAYチャージできませんし、Kyash Cardチャージは可能であるもののポイントが付与されません。

Revolut

上記ソフトバンクカードの手前で止める感じですので、ソフトバンクカードの0.5%分を差し引きます。ソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルユーザ以外もこれは実現できます。

6gramリアルカード

  • 三井住友ゴールドNL(Visa/Master)⇒Kyash Card⇒6gramリアルカード・・・2.2%
  • 楽天カード(Visa/Master)⇒Kyash Card⇒6gramリアルカード・・・2.2%
  • dカード(Visa/Master)⇒Kyash Card⇒6gramリアルカード・・・2.2%
  • エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールド⇒6gramリアルカード・・・2.5%

※エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールドの選べるポイントアップショップに「ミクシィ」を指定

(番外編)「ココイコ!」対象店舗での金曜日の支払い

高島屋や大丸など、三井住友カードの事前登録制の優待制度「ココイコ!」というものがあります。平均して1%程度の還元がプラスされ、金曜日はさらに1%還元が増えたりします。その時、下記支払い方法が魅力が上がります。

  • 三井住友ゴールドNL・・・4%程度
  • Visa LINE Payクレジットカード・・・4%程度

生活圏内に「ココイコ!」対象店舗がある方は、おサイフに対象カードを忍ばせ、事前登録を確実に実施しましょう。

考察

還元率を求めると、2%還元クレカ⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒ソフトバンクカードで3%が最大です。手順が複雑であり、まとめて支払いの限度額に注意が必要です。三井住友ゴールドNLの100万円修行もできますがMasterブランドの場合です。Visaブランドの場合はKyash Cardルートになりますので還元率は劣ります。
一方、エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールド⇒6gramは非常にシンプルです。上記よりも0.5%見劣りしますが、各工程の限度額を気にする必要もないですし、残高の分散も最小限ですので、お好みで選択いただくとよいと思います。
また、「ココイコ!」対象店舗では紹介した2枚のカードは4%程度の還元率ですので見逃せません。おサイフに忍ばせておきましょう。

税金の支払い

5万円以下の場合

可能であれば、TOYOTA Walletで支払うことで大きな還元率を確保できます。

  • 三井住友ゴールドNL(Visa/Master)⇒Kyash Card⇒TOYOTA Wallet・・・2.7%(3.7%-1%)
  • 楽天カード(Visa/Master)⇒Kyash Card⇒TOYOTA Wallet・・・2.7%(3.7%-1%)
  • dカードGOLD(Visa/Master)⇒Kyash Card⇒TOYOTA Wallet・・・2.7%(3.7%-1%)
  • エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールド⇒Kyash Card⇒TOYOTA Wallet・・・2.2%(3.2%-1%)

しかし、この場合、Yahoo!公金払いや各自治体のサイトから「クレジットカードで支払う」的なメニューから支払うのですが、下記点に注意です。

  • そもそもTOYOTA Walletで支払えるかどうかわからない
  • 手数料が約1%とられる

手数料の分を考えても、TOYOTA Walletの価値があらわれていますね。

5万円を超える場合

  • 三井住友ゴールドNL(Master)⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒PayPay・・・3%
  • 三井住友ゴールドNL(Visa)⇒Kyash Card⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒PayPay・・・2.7%
  • 楽天カード(Visa/Master/JCB/AMEX)⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒PayPay・・・3%
  • dカードGOLD(Master)⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒PayPay・・・3%
  • dカードGOLD(Visa)⇒Kyash Card⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒PayPay・・・2.7%
  • エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールド⇒au PAY⇒Revolut⇒ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い⇒PayPay・・・2.5%
  • 三井住友ゴールドNL(Master)⇒au PAY・・・2.5%
  • 楽天カード(Visa/Master/JCB/AMEX)⇒au PAY・・・2.5%
  • dカードGOLD(Master)⇒au PAY・・・2.5%
  • エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールド⇒au PAY・・・2%
  • 三井住友ゴールドNL(Visa)⇒LINE Pay・・・2.5%
  • エポスゴールド/JQ CARDエポスゴールド・・・1.5%(2.5%-1%、ヤフー公金払いなどを選べるポイントアップショップに登録)
  • Visa LINE Payクレジットカード・・・1%(2%-1%)

※ソフトバン・ワイモバイルまとめて支払いや、au PAYチャージには月間限度額がありますので、限度額を超える税金支払いのためには、前月やそれ以前から計画的にチャージが必要です。
※Kyashの0.2%は月間5万円利用分までなのでオマケと考えてもよいでしょう。

考察

2%還元クレカから最終的にPayPayに持っていく方法を活用できれば、5万円以下でも超えてもこれが3%を実現できてMAXといえるでしょう。この方法が使えない場合、5万円以下なら依然としてTOYOTA Walletは優秀であることがわかります。また、チャージを考えるとMasterブランドの優位性はいまだ保たれているとも感じます。一方、LINE Payで利用可能な三井住友ゴールドNLはVisaブランドのみという制約がありますが、計画的な事前チャージも不要で簡単に高還元を実現できることは特筆できます。

総論

と、ここまで実店舗でのクレカ払い限定や、納税に特化した状況での還元率を論じてきました。納税については上述の通りなのですが、実店舗の決済においては電子マネーやコード決済が利用可能なシーンが圧倒的に多いというかたも多いと思います。ですから、このような最高還元を追い求める行為は、「徹底した節約」「最高効率たたきだす達成感」など一定の価値が見いだされる一方、趣味的要素も強いようにも思います。ぜひ、負担になりすぎないよう、楽しんで「お金を使う」ことで生活を豊かにできたら、とも思うところです。

特に、交通系ICカードが利用できる店舗など非常に多いと思いますので、TOYOTA Wallet⇒モバイルSuicaへのチャージを200円の整数倍ずつチャージすることで、1.5%分の取りこぼしも完全に排除できるのでおすすめです。モバイルSuicaの不利点を挙げるとするならば、チャージ限度額が2万円であることと、利用明細に「物販」としか表示されず、家計簿アプリ連携での利用の際支出の振り分けが面倒なことくらいでしょうか。

電子マネー利用可能店での高還元率決済方法を4つほど挙げると、

  1. セゾンパールアメックスをQUICPay利用で3%~3.5%(セゾンクラッセ★6なら3.5%)
  2. マジカルクラブTカードJCBをQUICPay利用で3%(カード入会方法によって3%適用・適用外あり)
  3. 2%還元クレカ⇒Kyash Card⇒TOYOTA WalletをiD/Mastercardコンタクトレス決済利用で3.7%
  4. 2%還元クレカ⇒Kyash Card⇒TOYOTA Wallet⇒モバイルSuica利用で3.7%
  5. 2%還元クレカ⇒Kyash Card⇒TOYOTA Wallet⇒楽天Edy利用で4.2%

こう見ると、貯めるべきポイントの一つである永久不滅ポイントやTポイントが貯まる1や2は考えることも少なく出口も見えているので良いですね。5はあいかわらず最高還元をたたき出し、また、Amazonギフト券購入にも利用できますので強いです。

あと、2021年上半期はVisaのタッチ決済のキャンペーンが数多く実施されましたが、MastrcardコンタクトレスのキャンペーンはMastercard本体のひっそりとしたキャンペーンしかみあたりません。下半期はMastercardコンタクトレス決済のキャンペーンが開催されたとき、TOYOTA WalletをApplePay利用する場合、参加可能かもしれませんので、その際には積極利用したいものです。

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