今回、コストコで高還元率を実現する決済方法について紹介します。コストコではMasterブランドのクレジットカード・プリペイドカードのみ利用可能です。高還元率実現のために、プリペイドカードを使う方法が有効です。ただし、コストコ併設のガソリンスタンドではプリカは利用できません。
Visa | Master | JCB | AMEX | Diners | 銀聯 | |
クレジットカード | × | 〇 | × | × | × | × |
プリペイドカード | × | 〇 (ガソリンスタンドは×) | × | × | × | × |
コストコグローバルカードが還元率1.5%ですので、
- コストコグローバルカードと同等の還元率で他にメリットがある
- コストコグローバルカードよりも還元率が高い
のどちらかを満たし、明確にお勧めできる組み合わせを紹介します。
結論
au PAYプリペイドカードに高還元クレジットカードでチャージし、コストコのレジでau PAYプリペイドカードを利用して支払うのが最も簡単に高還元率を達成します。例えば、楽天カード(Master or AMEX)でau PAYプリペイドカードにチャージすると1%の楽天ポイントをGET、au PAYプリペイドカードをコストコで支払うと0.5%のPonta、合計1.5%が還元されます。しかし、これではあまり面白くないので、明確にメリットのある組み合わせを紹介していきます。
ちなみに、注意点がありまして、au PAYプリペイドカードはICチップ非搭載のため、決済端末の利用方法としては磁気部分をスライドさせて読み込ませる昔ながらの方法です。2021年7月現在、ICチップ搭載カードの利用率が高いため、店員さんに「差し込んでください」といわれることもありますが、「あ、磁気なんで、スライドで」といえば理解してもらえるはずです。最近はコンタクトレス決済も徐々に浸透してきておりますので、そこからカウントすると2世代前の決済方法ですので、au PAYプリペイドカードへのICチップだけでなくコンタクトレスの搭載を期待します。余談ですが、iPhoneにau PAYプリペイドカードを登録すると、QUICPayおよびMastercardコンタクトレスで支払いが可能ですが、コストコでは利用できません。
組み合わせるカードとして、
- au PAYプリペイドカードにチャージ可能なこと
- au PAYプリペイドカードにチャージしたときに還元率が高いこと
を同時に満たすことが必要です。
まず、チャージ可能なクレジットカードは下記の表のとおり、すべてのMasterブランド・AMEXブランドと、一部のVisaブランド・JCBブランドのクレジットカードです。3Dセキュア(本人認証)が必要なので、事前に設定しておきましょう。
次に、組み合わせる高還元率クレカについては、やはり三井住友カードゴールドナンバーレス、エポスゴールドカード、セゾンゴールドAMEXあたりがおすすめですが、ある理由で人によってはau PAYカードもアリだと思います。あとは、ポイントの分散を避けるという意味で、現在のメインカードでチャージ可能であればそれを利用するのも選択肢の一つです。それでは、大きく5パターンを見ていきましょう。
au PAYカード
1.5%の還元率を実現します。この還元率はコストコグローバルカードと同じです。しかりコストコグローバルカードよりも、ポイント付与のタイミングやポイントの利便性が優れている、つまり溜まるポイントは同じ大きさでも、早いタイミングて使えるし、使える場所も多いです。
また、auケータイユーザーならば、「リアルタイムチャージ」が利用できるため、チャージという作業から解放され、au PAYクレカの存在自体を忘れてしまうくらいです。これは良い意味でヤミツキになる可能性があります。プリカによる還元率UPの欠点は、チャージ作業の煩わしさと、事前チャージによるキャッシュフローの悪化ですが、それを見事に解決してくれます。Kyash体験と似ています。
auケータイユーザーの方で、面倒なのが嫌ならリアルタイムチャージ利用で、常に1.5%還元を実現したい人には向いています。
還元率 | 1.5% |
貯まるポイント | Ponta |
メリット | リアルタイムチャージはキャッシュフロー悪化なしでかつ手間なし、ポイント分散なし |
デメリット | 還元率がそこまで高くない |
備考 | auケータイユーザ以外はリアルタイムチャージ利用不可 |
三井住友カードゴールドナンバーレス
三井住友カードゴールドナンバーレスは、2021年7月にリリースされ、大変人気となっています。上手く使えばこのカードは最大2%まで引き上げられます(100万円利用+マイ・ペいスリボ利用)ので、このカードとの組み合わせも良い選択のひとつです。年会費無料となる100万円修行にもなりますので、コストコと言わずどこでもau PAYやau PAYプリカでショッピングするのも悪くありません。欲を言えば、ココイコ!対象のお店ではau PAYプリカではなく三井住友カードゴールドナンバーレスで決済した方がお得になります。ただ、対象のお店を覚えたり確かめたりに1回エントリーしたりと決してシンプルな運用とは言えません。au PAYプリカでの運用ならとりあえず0.5%の嵩上げは常にされるので考えなくて済むメリットは大きいです。
注意事項として、Visaブランドだとau PAYへのチャージは不可能なので、この形で運用したい方はMasterブランドを選択しましょう。
還元率 | 1~2.5% |
貯まるポイント | Ponta、Vポイント |
メリット | 年間100万円以上利用すると2~2.5%還元 |
デメリット | 年間100万円未満の利用だと還元率はあまり高くない |
備考 | 年間100万円以上利用すると三井住友カードゴールドナンバーレスの年会費永年無料、Visaブランドはau PAYにチャージ不可 |
エポスゴールドカード(またはJQ CARDエポスゴールド)
エポスゴールドカードも、前述の三井住友カードゴールドナンバーレスと状況は似ています。Visaブランドですがau PAYにチャージ可能です。このカードも年間の利用金額に応じてボーナスポイントが貰えますので、50万円や100万円というラインを狙いに行くにあたり、この形はうまく組入れられます。選べるポイントアップショップ以外での決済はこの形は悪くありません。
還元率 | 1~2% |
貯まるポイント | Ponta、エポスポイント(JQ CARDエポスゴールドはJRキューポ) |
メリット | 年間100万円以上利用すると2%還元、JRキューポは良いポイント |
デメリット | 年間100万円未満の利用だと1%還元 |
備考 | エポスカードの利用金額にはtsumiki証券での投資信託買い付けを含む |
セゾンゴールドAMEX
セゾンゴールドAMEXは、基本還元率は0.75%ですが、セゾンクラッセ★6だと1.25%になり、高還元カードの仲間入りとなります。付与されるポイントも永久不滅ポイントであり、非常に利便性が高く人気です。
還元率 | 1.25~1.75% |
貯まるポイント | Ponta、永久不滅ポイント |
メリット | セゾンクラッセ★6なら1.75%還元、永久不滅ポイントは良いポイント |
デメリット | セゾンクラッセ★1~5なら1.25%還元 |
備考 | セゾンクラッセのランク決定の要因は不明 |
いつものクレジットカード
いつも使っているメインカードにau PAYプリペイドカードを組み合わせるのもお勧めです。例えば楽天カードなら、どの国際ブランドの楽天カードでもau PAYにチャージ可能です。もし三井住友カードや三井住友カードナンバーレスのVisaブランドの場合は、au PAYにチャージできないので、思い切って国際ブランドをVisaに変更してみるのもよいでしょう。三井住友カードの場合は変更というか、追加発行の扱いになりますので、枚数が増えるのが嫌な場合はおちついたらVisaブランドを解約するもよし、いろいろキャンペーンもあるかもしれないので持っておくのもよいでしょう。年会費やご自身の考え方で決めるとよいでしょう。
また、注意点があります。au PAYにチャージができたとしても、チャージ時のポイント付与対象外のカードもあります。有名どころはリクルートカードがポイント付与対象外なので注意が必要です。ご自身のカードの規約をしっかり確認したり、実際に付与されたかどうかポイント明細をチェックしたりと、抜かりのない準備をお勧めします。
還元率 | 1%以上 |
貯まるポイント | Ponta、いつものカードで貯まるポイント |
メリット | カード枚数が増えない、ポイント分散なし |
デメリット | チャージ不可能かもしれない、チャージでのポイント対象外かもしれない、還元率があまり高くないかもしれない |
備考 | 現状のメインカードに依存、しっかり確認が必要 |
さて、いかがでしたか。今回はコストコでコストコグローバルカード以外でお得に買い物するためのプリペイドカード、クレジットカードの組み合わせについて紹介しました。コストコでの買い物はそこそこ大きな金額になることが想定されますの。年間20万円の買い物だとすると、0.5%でも1,000円の差が生まれますので馬鹿にはできません。ぜひ、みなさんのBESTなカードが発見できたら、と思います。
お得なポイントサイトへの登録はこちらから!
コメント
[…] […]