銀行といえば、2021年第一四半期ではやはり、みんなの銀行のサービスインや三菱UFJ銀行でPontaが貯まり始める、といったニュースが大きかったのでは思います。
今回は、あおぞら銀行BANKのサービスについて、7月からのルール変更を踏まえ、うまく活用する方法を提案します。
あおぞら銀行BANKのメリット
バブルが崩壊した90年代に、長銀が破綻し新生銀行へ、日債銀が破綻しあおぞら銀行へと変更されたようです。そこから何年もたち、数年前から革新的なサービスを提供してくれています。それが、
です。実に都銀の200倍、楽天銀行でさえ最大0.1%にとどまります。その辺の銀行の定期預金よりも高金利です。
ATMでの入出金については、ゆうちょ銀行ATMとの相性が最も良いようですが、セブン銀行ATMでの入金も無料、pring経由で月1回出金無料というのも使えます。
他行宛振込手数料を0にしたい
普通預金の金利がこれだけよいと、ある程度まとまった金額を預金することも大ありですね。しかし、なんらかの理由で他行に振込たいときがあります。実際私も先日〇万円ほど某都銀に振り込み、国内債券の投資信託を買い付け、即売却したところです。たぬきのポイントを得る目的でした。このようなとき、他行宛振込手数料が無料だと非常にありがたいですよね。
そこで、あおぞら銀行BANKのサービスはどうかというと、下記のように最大月3回まで無料にすることができます。しかし、ハードルが低そうなのはやはり2番の「Visaデビット利用一回以上」だとお思います。
Visaデビットをちょびっと使う
では、具体的にどのようにVisaデビットを使うとよいでしょう。一番簡単なのは、コンビニなど少額のショッピングでカード払いすればOKなのですが、おそらく普段このデビットカードを持ち歩いていないことが考えられます。ですから、ここではカードレスでなんとか実施したい、しかもなんなら1円だけ使う方法はないか?ということを話題の中心とします。
そしてその答えは、下記ルートがおすすめです。
- あおぞら銀行Visaデビット⇒Kyash⇒GooglePayでモバイルSuicaに1円チャージ
まず、おサイフケータイ対応のAndroidの場合、Google PayでモバイルSuicaにチャージするとき、最小1円から可能です。しかし、あおぞら銀行VisaデビットはGoogle PayでモバイルSuicaにチャージしようとしても失敗します。そこで、Kyashを間に挟むのです。Kyashを挟むのは通常0.2%の還元率UPの用途がメジャーですが、今回は直接チャージが許されていない関係に対し、Kyashにその間をとりもってもらおう、ということなのです。
注意点
今回、1円チャージというやりかたを説明しましたが、1円だとオーソリ、いわゆるカードの有効性確認だと認識してしまい、リアルタイムに銀行口座から引き落とされないこともあります。月末にこれを実施してしまうと、確定するまでのリードタイムが発生してしまい、月末までに実行されずに優遇条件を満たさないなんてことも考えられます。なので、できれば月初にこのオペレーションをしておくとよいと思います。
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