楽に3%以上の還元率を確保する方法

クレジットカード

クレジットカードを中心にポイ活をしていると、最大還元率を達成するための複雑な方法論に陥りがち。そうすると設定や操作を誤ったり、チャージ貧乏になってキャッシュフローが悪化したり、ポイントが分散したりと、デメリットもでてきます。

今回は、「高い還元率を目指したいけど面倒なのは嫌」という人に向けた、楽に3%以上の還元率を確保する方法を紹介します。

マネックスカード × ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い × ソフトバンクカード (× モバイルSuica) (3.5%)

使い方としては、

  • 交通系ICカードが使えるところではモバイルSuica
  • クレジットカードしか使えない場合はソフトバンクカード(Apple Payに登録すればiDとしても利用可能)

で支払うことを想定しています。基本的に、この2種類があれば日常で困ることはあまりないのではないでしょうか。

次の準備が必要です。

  • ソフトバンクまたはワイモバイルのケータイを契約していること
  • ケータイの支払いにマネックスカードを指定
  • ソフトバンクカードを発行(物理カードが届く)
  • ソフトバンクカードへのチャージをまとめて支払いからのオートチャージに設定
  • まとめて支払いの利用可能枠が最初は少額(1万円程度)なので毎月確認し、枠拡大の申請をする

1か月の利用可能枠さえ把握しておけば、非常にシンプルな手法で3.5%の還元率を実現できます。3.5%の内訳は、マネックスカード利用による3%(※)のマネックスポイントと、ソフトバンクカード利用による0.5%のTポイントです。どちらのポイントも非常に優秀なポイントで、溜めるべきポイントのひとつだと考えています。また、モバイルSuicaが利用できるところではできるだけモバイルSuicaを利用したほうが、端数が発生しないのでポイントの取りこぼしがありませんのでお勧めです。ただし、モバイルSuicaの場合家計簿アプリとの連携をしたときに、利用店舗が記録されないので注意は必要です。

※マネックスカードの還元率3%は、2021年10月31日までの利用分のみ、発行記念キャンペーンの還元率です。

#この手法について、マネックスカードの代わりにVisa LINE Payクレジットカードを使うことで、2.5%が実現できそうですが、0.5%になってしまいます。Visa LINE Payクレジットカードからまとめて支払い経由でのソフトバンクカードへのチャージは、ポイント付与対象外のようです。

#ネットショッピングでもソフトバンクカードが利用できる場合が多いですが、あまりおすすめしません。キャンセル処理などに時間がかかったり、ストレスの原因になることが考えられるからです。

マネックスカード × d払い (3.5%)

d払いに紐付けるクレジットカードを、マネックスカードに指定します。そして、d払いが使えるお店でd払いで支払います。

事前準備としては、マネックスカードの発行会社であるAPLUSのウェブサービスであるNETstation*APLUSにおいて、3Dセキュアを有効にしておく必要があります。d払いにクレジットカードを登録する際、3Dセキュア認証を求められるからです。

利用できるシーンとしてはd払いが使える店に限られますが、非常にシンプルな手法で3.5%の還元率を実現できます。3.5%の内訳は、マネックスカード利用による3%のマネックスポイントと、d払い利用による0.5%のdポイントです。利点としては、マネックスポイントは非常に優れたポイントであること、プリペイドの残高のようなものを利用しないためキャッシュフローが悪化しないことなどがあげられます。また、dポイントについては、ローソンのお試しクーポン利用により1ポイント2~3円の価値で利用したり、日興フロッギーの証券口座経由で現金化する方法もよいと思います。

セゾンパールAMEX(★6) × QUICPay (3.0%~3.5%)

セゾンパールAMEXを申し込み、QUICPayで利用します。これだけで3%の永久不滅ポイントが溜まります。永久不滅ポイントが溜まるセゾンカードについては、1か月の利用金額合計に対してポイントが付与されるため、取りこぼしも多くはありません。ただ、1,000円ごとに6ポイント(約30円の価値)が付与されるので、ほとんど利用しない場合は還元率は目減りします。コンビニでの少額決済と多く利用される方には非常に向いているカードです。

また、セゾンクラッセがマックスの★6ランクであれば、さらに0.5%分の還元率かさ上げとなり、この場合は3.5%還元となります。ただ、★6になるにはそれなりの条件があり、一般的に目指すのは困難ですし、油断しているとランクダウンすることもあります。私の場合は、セゾンゴールドAMEXを年会費無料で保有しており、ほかのセゾンカードも定期的に利用しているため、なんとか★6を継続中です。

ここで得られる永久不滅ポイントは、ポイント投資に回して運用するのもよいですし、ほかにもいろいろ交換先はあります。クレディセゾンは様々なクレジットカードを発行していますが、特定のカードを保有していると交換先が追加され、選択肢が増えることもあります。代表的なものはMUJI Card保有者はMUJIショッピングポイントに交換でき、しかも1.2倍の価値になり、非常にお得です。

いかがだったでしょうか。最近の還元率最大化技は複雑すぎて嫌! という方にはよい選択しなのでは、と思います。

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました